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バキバキに割れた腹筋、男なら憧れますよね。しかし、いざ腹筋を割ろうと思っても、鍛え方や食事方法など、どうするか悩みませんか?
この記事では、腹筋の割り方を具体的なトレーニング方法や食事の仕方を交えて、筋トレ歴約20年の僕が詳しく解説します。
他にも、以下の項目についてもまとめました。
- 有酸素運動の必要性
- 体脂肪率が重要ではない理由
最後まで読めば、バキバキの腹筋を手に入れる方法がわかります。筋トレ初心者にもわかりやすい内容なので、ぜひチェックしてください!
腹筋の割り方とは?初心者が最初に知るべき2つのステップ

割れた腹筋を手に入れるためのステップは、以下の2つだけです。
- 腹筋を鍛えて大きくする
- 体脂肪を落とす
この章では、これらを1つずつ解説していきます。これを読めば、腹筋を割るための具体的なステップがわかります。
それでは、早速見ていきましょう。
1.腹筋を鍛えて大きくする
まず腹筋を割るために必要なことは、筋肉を鍛えて大きくすることです。
鍛えなくても、体脂肪を落とせば腹筋は割れて見えますが、ある程度大きさがないと貧相に見えるので、トレーニングすることをおすすめします。
筋肉を大きくするには、筋肥大(筋肉を大きくさせること)に特化したトレーニングを行う必要があります。
2.体脂肪を落とす
腹筋を鍛えて大きくしたら、次は体脂肪を落としましょう。腹筋をどんなに大きくしても、脂肪の量が多かったら割れて見えません。
体脂肪を落とす期間は、筋トレと並行して食事でカロリーを制限していきます。
体脂肪と同時に筋肉も落ちますが、筋トレを続けることで筋肉の減少量を最低限に抑えられます。
筋肥大トレーニングとは?知っておくべき基礎知識

筋トレを構成している要素は、以下の4つです。
- 負荷
- 回数
- セット数
- インターバル
同じトレーニングでもこれらの設定によって効果が変わってくるので、目的別に最適化する必要があります。
筋肥大をする上で最適な設定は以下です。
設定項目 | 目安 |
負荷 | ギリギリ10回できるぐらい |
回数 | 限界まで |
セット数 | 3セットぐらい |
インターバル | 3分〜5分ぐらい |
筋肥大を狙うなら高負荷にする必要があり、ギリギリ10回できるぐらいの負荷が最も効果的とされています。
回数に関しては、設定した負荷で限界までやってください。筋肉を大きくするには、限界まで追い込むことが大切です。
セット数は少なすぎるとしっかり追い込めず、多すぎるとオーバーワークになるので、3セットを目安にしてやりましょう。
インターバルは3分〜5分ぐらい取る必要があります。しっかり回復させてから次のセットをやる方が筋肥大の効果が高いので、前のセットの疲れが取れるぐらい休みましょう。
筋肥大に最適なトレーニング頻度を知ろう!

筋肥大させるのに最適なトレーニング頻度は、週2回です。筋肉は高強度でトレーニングをするとダメージを受け、回復するまでに48時間〜72時間ほどかかります。
回復する時間を考慮すると、次のトレーニングまで2、3日空ける必要があり、週2回がベストという結論になります。
週2回というのはあくまで部位ごとの話で、同じ部位のトレーニングが週2回ということです。他の部位も鍛えている場合、全身トータルで週3回以上鍛えるのは問題ありません。
また、筋肉の回復時間は年齢などによって個人差があるので、あくまで目安です。初心者の人は、筋肉痛がある間は休み、なくなったら次のトレーニングを行う、と考えるとわかりやすいです。
腹筋を割るのに効果抜群のトレーニングはこれ!

腹筋の種目はいっぱいあるので、どれをやるか迷う人も多いのではないでしょうか。そこでこの章では、腹筋を割るのに効果的なトレーニングを紹介します。
これを読めば、もう種目選びで迷うことはなくなります。どの種目をやればいいのかわからない人は、ぜひ参考にしてください。
腹筋ローラー
今までいろいろな腹筋の種目をやってきましたが、経験上ベストなトレーニングは腹筋ローラーです。
腹筋ローラーのメリットは以下のものがあります。
- 腹筋の上部と下部を同時に鍛えられる
- 負荷が高い
- 他の部位も同時に鍛えられる
腹筋は上部と下部があり、種目によっては腹筋全体をバランスよく鍛えるのが難しいです。例えば、クランチという種目は上部しか鍛えられません。
しかし、腹筋ローラーなら上部も下部も同時に鍛えられるため、効率がいいです。また、腹筋の種目の中では一番負荷が高いので、筋肥大させるのに適しています。
加えて、腹筋ローラーは腹筋以外にも、上腕三頭筋などにも効くので、効率よく体を鍛えられます。
やり方については、こちらの動画がわかりやすかったのでチェックしてみてください。
腹筋ローラーを持っていない人は買いましょう!めちゃくちゃコスパがいいので、使わない手はないです。

ジャックナイフ
膝立ちの腹筋ローラーでも難しい場合は、ジャックナイフから始めて、筋力がある程度ついたら腹筋ローラーに移行するのがいいでしょう。
ジャックナイフは腹筋の上部と下部を同時に鍛えられ、腹筋ローラーほどではないですが負荷も高いです。
具体的な方法については、こちらの動画を参考にしてください。
腹筋ローラーで使えるアイテム2選
腹筋ローラーをやっていると、膝や腰が痛いと感じることがあります。
そこでこの章では、そんなストレスを解消するアイテムを2つ紹介します。ここで紹介するアイテムをうまく使えば、腹筋ローラーをやっていてストレスを感じることはないでしょう。
腹筋ローラー未経験の人は、目を通しておいてください。
1.ヨガマット
腹筋ローラーをやるときは、マットが必要です。マットがないと床が傷んだり、膝が痛くなります。ヨガマットなら畳んで持ち運びがしやすいのでおすすめです。

2.トレーニング用のベルト
腹筋ローラーは腰に負担がかかる種目で、トレーニング中に腰を痛めることもあります。しかし、トレーニング用のベルトを着用しておけば、けがの防止が可能です。
また、腰痛持ちの人はベルトをつけてやれば、腰への負担が軽くなります。

食事のポイントを詳しく解説

腹筋を割るためには
- 腹筋を大きくする
- 体脂肪を落とす
この2つのステップを踏む必要があると説明しましたが、筋肉を大きくすることと体脂肪を落とすことは同時にできません。
ボディメイクは増量期(筋肉を増やす時期)と、減量期(体脂肪を減らす時期)に分けて行います。
ここでは筋トレに関する食事の基礎知識に加えて、増量期と減量期、それぞれの食事方法について解説していきます。
筋トレに関する食事の基礎知識
筋肉はタンパク質でできているため、筋肥大させるには通常より多くのタンパク質が必要です。
筋トレしていない場合は体重1kgにつき1gの摂取で十分ですが、筋肉を増やしたいなら、体重1kgにつき1.5g摂取することを心がけてください。
体重60kgの人なら1日90gです。この摂取量は増量期でも減量期でも共通です。
また、筋肥大と健康維持、どちらの意味でもバランスよく栄養を摂る必要があります。タンパク質以外にも、下記の栄養素もバランスよく摂りましょう。
- 炭水化物
- 脂質
- ビタミン
- ミネラル
- 食物繊維
増量期の食事のポイント
カロリーの収支がマイナスになると筋肉は増えないので、増量中は常に摂取カロリー>消費カロリーの状態を維持するように心がけてください。
また、タンパク質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)のバランスであるPFCバランスが、以下のバランスになるよう意識しましょう。
増量期の理想的なPFCバランス
栄養素 | 割合 |
P(タンパク質) | 30% |
F(脂質) | 20% |
C(炭水化物) | 50% |
減量期の食事のポイント
減量する方法はいくつかありますが
- 筋肉が落ちにくい
- 栄養素の管理がわかりやすい
という点から、今回は脂質を制限するローファットダイエットで減量するやり方を紹介します。
ローファットダイエットの食事のポイントは
- 消費カロリー>摂取カロリーにする
- PFCバランスをP:F:C=3:1:6にする
です。
脂肪を落とすには、消費カロリー>摂取カロリーの状態をキープする必要があります。PFCバランスは、増量中より脂質を減らして炭水化物を増やし、以下のバランスを目指しましょう。
ローファットダイエットの理想的なPFCバランス
栄養素 | 割合 |
P(タンパク質) | 30% |
F(脂質) | 10% |
C(炭水化物) | 60% |
減量中は脂質を制限する必要がありますが、タンパク質はしっかり摂らなければいけません。
脂質の少ないタンパク源は
- 鶏胸肉
- ささみ
- イカ
- タコ
- ホタテ
などがあります。鶏胸肉は価格も安いのでおすすめです。
腹筋を割るのに有酸素運動は必要か

経験上、有酸素運動なしでも体は絞れます。
健康目的など別の理由があるならやってもいいですが、脂肪を落とすという観点で見たら、しなくても問題ありません。
体を絞るには、消費カロリー>摂取カロリーの状態をキープする必要がありますが、この状態は食事の管理だけで実現できます。
有酸素運動をしなくても、有酸素運動で消費する分のカロリーを摂取カロリーから引けば同じことなので、体脂肪を落とす以外の目的がないなら、有酸素運動は特に必要ないです。
腹筋を割るのに体脂肪率は関係ない

ここまで読んできて「腹筋を割るには体脂肪率を何%まで落とせばいいの?」このような疑問を抱いたかもしれませんが、数字にこだわる意味はありません。
なぜ腹筋を割りたいのかよく考えてください。
かっこよくなりたいからではないでしょうか。
見た目を良くする上で数値は関係ないはずです。数字がどうであれ、腹筋が割れていればいいわけですよね。
それならば、「鏡を見て自分の納得いく見た目になれているか」という基準で判断する方が合理的です。
数字にこだわらず見た目をチェックして、筋肉の量が足りないならもっと鍛える、脂肪が多いと感じたらもっと絞る、といった基準でやりましょう。
まとめ
腹筋を割り方は以下の2ステップです。
- 腹筋を鍛えて大きくする
- 体脂肪を落とす
しかし、やみくもにやっても効果は出にくいので、トレーニング方法を最適化し、カロリーの収支やPFCバランスに気をつけて食事をしましょう。
減量中は有酸素運動をやる必要はなく、食事だけでカロリーは管理できます。また、体脂肪率にはこだわらず、見た目を基準にして取り組むのがいいでしょう。
正しいやり方でボディメイクに取り組めば腹筋は割れますが、効果が出るまでには時間がかかります。
ボディメイクでは大きな結果をすぐに求めずに、少しの変化でも喜ぶ姿勢が重要です。あせらずに1歩ずつ進んで、理想の体を手に入れてください。
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